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企業ロゴ変更のお知らせ

Update: 2024/05/08



大阪ラセン管工業株式会社の新しいロゴマークをデザインした篠塚正典氏。
デザインで世界を変えるグラフィックデザイナー。

篠塚さんの企業ロゴマーク開発の考え方は、現在の企業を表現するだけでなく、10年、20年後にその企業が描く将来像をロゴマークに託すことにあります。そんな考え方から、大阪ラセン管工業株式会社の新しいロゴマークをデザインしてくれました。

【新ロゴに込めた想い】
大阪ラセン管工業株式会社「ORK」の現在の主軸製品はフレキシブルチューブやベローズですが、元々、ラセン管製造がルーツです。
111年を越え受け継いできた、その歴史・伝統・実績をベースに、未来に向けた挑戦、無限大の可能性を「∞」の記号と組み合わせて象徴したデザインになっています。

東京生まれの篠塚正典氏は、多摩美術大学を経てアメリカへ。カリフォルニアのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業、ランドーアソシエイツでの仕事をきっかけに、デザイン界に新風を吹き込みました。

【主な実績】
1992年に帰国後、篠塚さんはデザイン会社「IDEA CRENT INC」を立ち上げ、ブランディングとパッケージデザインの分野で顕著な業績を上げます。特に1998年長野オリンピックのエンブレムのデザインは、世界中から寄せられた応募数1000点以上の中から選ばれたことで、その能力の高さを世界に示しました。その他にも、東芝ダイナブック、ジャスダック証券取引所、三井化学株式会社など、多くの有名企業のブランディングやロゴデザインを手掛けています。

【教育への貢献】
篠塚さんは若手デザイナーに伝えることにも情熱を傾けており、中国清華大学美術学院、東京家政大学の講師を経て、現在は東京コミュニケーションアート専門学校、大阪デザイン&テクノロジー専門学校、両校の校長を務め、次世代のクリエイターを育成しています。デザインが与える社会的意義やその貢献について、若手へ伝え続けています。

篠塚さんのキャリアは、ただ形だけに留まらないデザインの力、そしてそのデザインがいかにして人々の心に訴えかけ、影響を与えるかを見事に示しています。